歴史年表

眉毛・まつ毛・うぶ毛
〜歴史年表〜

それぞれの時代には時代ごとの美しさがあるため、眉毛・まつ毛・うぶ毛のお手入れ方法も変化を遂げてきたそう。そこには、細部にまでこだわる“日本女性”ならではの美意識があったから! あくなき美への探求心を年表形式で解説します!

それぞれの時代には時代ごとの美しさがあるため、眉毛・まつ毛・うぶ毛のお手入れ方法も変化を遂げてきたそう。そこには、細部にまでこだわる“日本女性”ならではの美意識があったから! あくなき美への探求心を年表形式で解説します!

SUPERVISERS COMMENT

東京女子大学文理学部英米文学科卒業。化粧品会社の研究所で日本と欧米の化粧文化史、結髪史の研究に従事したのちフリーになり、美容関連の企画に多く携わる。
2016年、古代から現代までの化粧の変遷を通史でたどる『化粧の日本史―美意識の移りかわり』(吉川弘文館)を上梓。本書はこれまでにテレビや新聞など20以上のメディアで紹介される。ほかに共著として『世界の櫛』『浮世絵美人くらべ』『江戸文化の考古学』など。

SUPERVISERS COMMENT

美しさの基準は時代によって違いますが、いつの時代も女性はきれいでありたいと思うもの。そんな気持ちを持って日本人女性は、古来から化粧を進化させてきました。

そのきめ細やかな化粧意識は、独自の眉化粧や、額の生え際から襟足までこだわったうぶ毛のケアにも反映されています。ベースメイクを重視する美意識は時代を経ても変わらず、うぶ毛をそることは、戦後になっても続けられてきました。女性たちの心には、江戸時代の肌の美意識と同じ「真珠のような肌」に憧れる気持ちが今もあるのでしょう。

その一方で、近代になって大きく変わったのが目元の化粧です。自分の眉を活かして、まつ毛を強調する立体感のあるアイメイクを、日本人女性は見事に自分のものにしました。世界の流行のよいところを取り込む柔軟な探究心を持って、私たちはこれからも美の可能性を広げていくことでしょう。

現代の日本人女性に・・・
“顔まわりの毛”との向き合い方は?

コメントをいただいたのは…

国際基督教大学を卒業後、大手広告会社に入社。退社後、美容ライターとして活動を開始。
最新の美容事情や化粧品の製品情報に精通しながら、ファッションや演劇、ゲーム、マンガにいたるまで、
幅広い視点から“ビューティ”を分析するのが得意。
各媒体でスキンケアやメイクページといった王道美容記事から、読み物としての美容記事まで数多く執筆。
美容やライティングをテーマに講演を行うことや、商品企画やマーケティングのアドバイザーとしても参画することも。

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